We are the BRIDGE

2022年12月27日 コラム

2022年 ハイケム1年間の振り返り

皆さん、こんにちは! 今年最後の配信は、プレスリリースやこちらの配信記事からハイケムの1年を振り返ってみたいと思います。

2022年1月
創業270年の老舗繊維商社、タキヒヨー(株)と提携


PLAの繊維用途での販売拡大や製品開発を共同で推進!





タキヒヨー(株)は1751年創業、271年の歴史を誇る繊維専門商社です。ファッション流通業界において有数のリーディングカンパニーで、テキスタイル事業、アパレル事業、生活関連事業を展開し、独自ブランドやショップの立ち上げなども行っています。次世代のサステナ素材「ハイラクト®」の展開において主に織物を中心に商品開発を進めていただいております。

2022年2月
国内最大手のハンガーメーカー、日本コパック(株)と提携


生分解性プラの用途開発において戦略的基本契約を締結!





国内最大手のハンガーメーカー、日本コパック(株)と提携しました。この提携により、2022年4月より施行された「プラスチック資源循環促進法」に先んじて、生分解性プラスチック製のハンガーや衣類用カバー、ショッピングバッグなどのアパレル副資材、EC向け資材における市場開拓をスタートさせ、ワンストップでアパレル各社のサステナブルファッションへのニーズに対応できる体制を構築しました。

2022年7月
「セランダー®」の千葉工場がISO9001を取得!


3月には千葉の自社工場にて自社生産開始!





セラミック成形用バインダー「セランダー®」の製造工場である千葉工場において品質マネジメントシステムの国際規格であるISO9001を2022年7月22日に取得しました。「セランダー®」は、2020年1月の事業譲受以降、大手携帯メーカーから5Gスマホの素材として採用されるなど、中国のセラミックス業界におけるプレゼンスを高めています。今般のISO9001の取得により、「セランダー®」の品質マネジメントの基準が認定されたことになり、2025年の本稼働に弾みを付けることが可能となりました。

2022年9月
千葉県柏市に2番目となる研究拠点「素材研究支所」を開設!


生分解性樹脂の応用開発拠点に!





千葉県柏市に国内二番目となる研究拠点「株式会社ハイケム東京研究所 素材研究支所」を開設しました。素材研究支所では主に、生分解性樹脂のコンパウンド、性能向上、応用開発を行う重要拠点です。また、基本合意書を締結した、株式会社リコーとの高分子量ポリ乳酸(PLA)の量産化に向けた共同開発プロジェクトも同拠点にて注力しています。

素材研究支所稼働開始のニュースはこちらから


2022年9月
ハイラクト®オフィシャルサイトリニューアル



次世代のサステナブル素材、ハイラクト®のオフィシャルサイト(https://highlact.com/)がリニューアルしました。リニューアルサイトでは、ハイラクト®の世界観を伝えると同時に、ハイラクト®の世界観や関連する企業や人へのインタビュー記事を掲載するオウンドメディアも展開しています。

ハイラクト®オフィシャルサイト


2022年10月
台湾におけるカーボンリサイクル技術の展開可能性の調査に着手


NEDOのカーボンリサイクル事業に採択!


一般財団法人石炭フロンティア機構(JCOAL)と共同で、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「カーボンリサイクル・火力発電の脱炭素化技術等国際協力事業/カーボンリサイクル・火力発電の脱炭素化技術等に係る調査/カーボンリサイクル関連技術及び脱炭素化技術等の海外展開可能性の調査」に応募し、「台湾におけるカーボンリサイクル技術の展開可能性に関する調査」のテーマにおいてこのたび採択されました。本件でハイケムがNEDOの事業に従事するのは、「CO2を原料としたパラキシレン製造に関する開発」と合わせて2件目となります。

2022年12月
エコプロ2022にハイラクト®を出展し高い評価



トウモロコシ由来のPLA素材、ハイラクト®のアパレル展開加速に合わせて12月7日~9日に開催されたエコプロ2022に出展しました。展示会では「捨ててもいい服」をテーマに様々な角度から魅力を発信し、参加者から高い評価を得ました。中でも1日5回開催したファッションショー「HIGHLACT®オリジナルコレクション2022」では、ハイラクト®素材を使ったトレンドのファッションやドレス、なんとトウモロコシを模したファッショナブルなドレスも登場しました!



来年は、いよいよハイケム25周年の年です。
また、新しい中期事業計画の実行開始や更なる成長に向けた挑戦の1年になります。

「We are the Bridge」におきましても引き続きたくさんのニュースを配信してまいりたいと考えております。
引き続き変わらぬご愛顧の程よろしくお願いいたします。