近年、陸上養殖は食料安全保障や持続可能な水産業を支える次世代フードテックとして注目を集めています。一方で、設備投資やエネルギーコスト、飼料価格の高騰など、事業採算性の確保が大きな課題となっています。
ハイケム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高 裕一)は、2026年7月15日(水)〜17日(金)に東京ビッグサイトで開催される「アクアポニックス・陸上養殖設備展」に出展します。ハイケムは、化学分野で培った技術探索力を活かし、国内外の先進技術を発掘・導入することで、日本の陸上養殖が抱える生産性や環境負荷の課題解決に貢献してまいります。
本展示では、「光で育てる、次世代の養殖ソリューション」をコンセプトに、魚類の成長促進から資源循環まで、「光」を活用した、陸上養殖向けLEDとフォトバイオリアクター(PBR)の2つのソリューションを展示。養殖の収益性向上と環境負荷低減を同時に実現する新たなアプローチをご紹介します。
出展概要
展示会名 |
アクアポニックス・陸上養殖設備展 |
|---|---|
会期 |
2026年7月15日(水)~17日(金) |
会場・ブース位置 |
東京ビッグサイト南1・2ホール 小間番号:B-28 |
展示内容 |
陸上養殖向けLED/フォトバイオリアクター LED/フォトバイオリアクター実機展示・中国実証動画上映・技術相談 |
お問い合わせ |
ハイケム株式会社 サステナベーション本部 C1事業部: ml-h01@highchem.co.jp 03-5251-8557 |
ソリューション1:陸上養殖向けLED
~「光」で陸上養殖経営の収益性を高める~
ハイケムが提案する「陸上養殖向けLED」は、省エネに加え、光環境を最適化することで魚類の成長をコントロールする養殖用照明システムです。
最適な光環境を構築することで魚類の増重率を向上させ、飼料転換効率(FCR)の改善を促します。これにより、養殖コストの大部分を占める飼料コストの削減に貢献します。さらに、光による成長促進により養殖期間を短縮し、設備回転率の向上を図るほか、繁殖管理の最適化にも寄与することで、養殖経営全体の収益性向上を支援します。
メーカーの実証試験では、サーモンやエビの養殖において、同社LED照明の導入により増重率が約20%向上するなど、高い効果が確認されています。また、繁殖管理においても、サーモンを用いた実証試験では卵巣成熟度が24%、精巣成熟度が30%向上するなどの成果が確認されており、養殖事業全体の生産性と収益性の向上に貢献します。
ソリューション2:フォトバイオリアクター
~「光」と「CO2」で微細藻類を培養し、陸上養殖の付加価値を高める~
フォトバイオリアクター(PBR)は、「光」と「CO₂」を利用して微細藻類を効率的に培養する次世代システムです。
陸上養殖では、高品質な飼料となる微細藻類を効率的に培養するとともに、養殖排水に含まれる窒素やリンなどの栄養分を吸収・再利用することで、環境負荷の低減と循環型養殖システムの構築に貢献します。
さらに、工場やボイラーなどから排出されるCO₂を活用して微細藻類を培養できるため、CO₂の資源化・有効利用を可能にします。陸上養殖システムにフォトバイオリアクターを組み込むことで、カーボンクレジットの創出が期待され、企業のESG経営を支援し、環境価値と経済価値を両立する持続可能で収益性の高い養殖経営の実現に貢献します。
ハイケムができる陸上養殖への貢献
ハイケムは化学分野で培ってきた技術探索力と中国ネットワークを強みに、国内外から先進技術を発掘し、日本市場への導入を進めています。また、触媒技術を武器として、CO2からのモノづくりを展開するなど先端技術の自社開発にも取り組んでいます。
今回展示するLED照明やフォトバイオリアクターもその活動の一例です。さらに、将来的には、設備の提供にとどまらず、陸上養殖施設の運営システムを含めたトータルソリューションの提案へと発展させていきたいと考えています。
今後も、化学・ライフサイエンス・エネルギー分野で培った知見を活かし、陸上養殖をはじめとする次世代フードテック分野へ新たな価値を提供してまいります。
ハイケム株式会社 会社概要
商社の機動力とメーカーの技術力を併せ持ち、日中化学業界を結ぶ「懸け橋」として事業を展開。化学品のみならず、食品、ライフサイエンス、次世代エネルギー分野へと領域を広げ、持続可能な社会の実現に貢献しています。
- 会社名:ハイケム株式会社
- 本社所在地:東京都港区虎ノ門1丁目3番1号 東京虎ノ門グローバルスクエア11階
- 代表取締役社長:高 裕一
- 事業概要:貿易事業/ライセンス事業/触媒開発・量産・受託/グリーンケミカル・次世代エネルギー開発
【このリリースに関する報道機関からのお問い合わせ】
- ハイケム株式会社 広報室 担当:黒岩 (090-6539-4213)
- TEL: 03-5251-8580 E-mail: koho@highchem.co.jp