ハイケム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高 裕一)は、中国A株上場企業 佛山照明グループの海洋照明事業会社:佛照(海南)科技有限公司(以下、佛照科技)と戦略的パートナーシップ契約を締結しました。
本提携により、ハイケムは佛照科技が開発・製造販売を行う、先進的な陸上養殖向けLEDなどの、海洋照明について、日本市場への導入を進めるとともに、将来的な海外展開についても両社で検討してまいります。
戦略的パートナーシップ契約締結の背景及び目的
近年、陸上養殖は食料安全保障や持続可能な水産業を支える次世代フードテックとして注目を集めています。一方で、設備投資やエネルギーコスト、飼料価格の高騰などにより、事業の収益性確保が大きな課題となっています。
佛照科技は、中国A株上場企業・佛山照明グループの海洋照明事業を担う中核企業です。陸上養殖向けLED照明や海洋向け照明設備において高い技術力を有し、中国74か所の実証基地でサーモンやバナメイエビなど11魚種の養殖試験を実施。科学的データに基づいた照明システムを開発しています。
ハイケムは、化学分野で培った技術探索力と中国ネットワークを強みに、国内外の先進技術を発掘し、日本市場への導入を推進してきました。また、「CO2からモノづくり」をテーマに、環境・デジタル・ライフサイエンス分野における新たな技術・事業の創出にも取り組んでいます。
今回の戦略的パートナーシップにより、ハイケムは佛照科技の先進的な陸上養殖向けLED照明および海洋照明を日本市場へ展開するとともに、持続可能で収益性の高い陸上養殖の実現に貢献してまいります。
LED照明が可能にする陸上養殖の収益向上
佛照科技の「陸上養殖向けLED」は、省エネルギー化を実現するとともに、光環境を最適化することで、養殖魚の「コスト削減」と「付加価値向上」を実現する最先端の陸上養殖ソリューションです。
コスト削減の面では、最適な光環境を構築することで養殖魚の増重率を向上させ、飼料転換効率(FCR:Feed Conversion Ratio)の改善を促進します。これにより、養殖コストの大部分を占める飼料コストの削減に貢献します。さらに、光による成長促進によって養殖期間を短縮し、設備の稼働効率(回転率)の向上にもつながります。
付加価値向上の面では、光環境を最適化することで、繁殖管理の高度化に加え、養殖魚のストレス軽減、生存率や孵化率の向上が期待できます。
さらに、最新のスマート制御システムを搭載しており、魚種や養殖目的(成長促進・繁殖管理)に応じて、最適な光スペクトルを設計・制御することが可能です。
このように、佛照科技の陸上養殖向けLEDは、魚を照らすための照明にとどまらず、養殖事業全体の収益性向上にも貢献するソリューションになります。
今後の展開
ハイケムはこれまで、「CO2からモノづくり」をテーマに、CO2を原料とした化学品や素材の技術開発・事業化を推進してきました。化石資源への依存を低減し、環境負荷の少ない新たなものづくりを実現することで、持続可能な社会の実現に貢献したいと考えています。
近年では、その取り組みをさらに発展させ、「CO2から食料へ」という新たな価値創出にも挑戦しています。陸上養殖は、食料安全保障や持続可能な食料生産を支える次世代フードテックとして期待されており、今回の海洋・陸上養殖向けLED照明も、その取り組みの一つです。
今後は、LED照明などの設備提供にとどまらず、陸上養殖施設の運営システムを含めたトータルソリューションの提供へと発展させ、持続可能で収益性の高い陸上養殖の実現を支援してまいります。
ハイケムは、これからも化学を基軸に、サステナビリティ・デジタル・ライフサイエンス分野で培った知見を活かし、陸上養殖をはじめとする次世代フードテック分野へ新たな価値を提供してまいります。
ハイケム株式会社 会社概要
商社の機動力とメーカーの技術力を併せ持ち、日中化学業界を結ぶ「懸け橋」として事業を展開。現在は化学品のみならず、食品、ライフサイエンス、次世代エネルギー分野へと領域を広げ、持続可能な社会の実現に貢献しています。
- 会社名:ハイケム株式会社
- 本社所在地:東京都港区虎ノ門1丁目3番1号 東京虎ノ門グローバルスクエア11階
- 代表取締役社長:高 裕一
- 事業概要:貿易事業/ライセンス事業/触媒開発・量産・受託/グリーンケミカル・次世代エネルギー開発
【このリリースに関する報道機関からのお問い合わせ】
- ハイケム株式会社 広報室 担当:黒岩 (090-6539-4213)
- TEL: 03-5251-8580 E-mail: koho@highchem.co.jp