グリーンケミカルの開発
独自のC1技術を基盤として、CO2を原料としたエチレングリコールおよびパラキシレンの製造技術の開発を推進しております。これらはポリエステル製造における基幹原料であり、本技術の確立により、CO2を炭素源とした環境配慮型の原料製造が可能となります。
本技術が実用化されれば、ペットボトルやポリエステル製品の原料をCO2から直接製造する革新的なカーボンリサイクル技術として、産業界から大きな期待が寄せられております。
Carbon Design
CO2を活用するカーボンリサイクル技術の開発や、バイオ化学技術、触媒の開発・製造・スケールアップを行っています。また、出口戦略として新技術の社会実装にも取り組んでいます。
Business Features
独自のC1技術を基盤として、CO2を原料としたエチレングリコールおよびパラキシレンの製造技術の開発を推進しております。これらはポリエステル製造における基幹原料であり、本技術の確立により、CO2を炭素源とした環境配慮型の原料製造が可能となります。
本技術が実用化されれば、ペットボトルやポリエステル製品の原料をCO2から直接製造する革新的なカーボンリサイクル技術として、産業界から大きな期待が寄せられております。
環境負荷低減に寄与するトウモロコシ由来のPLA(ポリ乳酸)繊維を、自社ブランド『ハイラクト®』として展開し、グローバル市場での普及拡大を推進しております。
さらに、高機能バイオマス素材として期待される『高分子量PLA』の実用化に向けた取り組みを進めるとともに、北海道大学との次世代バイオマス素材の共同研究開発を通じて、持続可能な社会の実現に貢献する新技術の社会実装を積極的に推進しています。
日本発の化学プロセス技術のライセンス事業をグローバルに展開しています。特に、主力技術であるSEG®プロセスにおいては、中国のMEG(モノエチレングリコール)市場における年間需要の約半数に相当する1,000万トン/年規模のライセンス契約を締結するなど、卓越したマーケティング実績を有しています。
さらに、本プロセスの核となるパラジウム・銅触媒については、年間1,500トンの製造能力を有する自社生産体制を確立。高品質な触媒の安定供給を実現し、グローバル市場における触媒メーカーとしての確固たる地位を築いています。
Projects
Business
C1技術をベースに、CO2からポリエステルの原料を製造するカーボンリサイクル技術の開発・社会実装を行っています。また、高分子量PLAなどのバイオ素材の開発・普及にも注力しています。
中国の南通市に自社触媒工場を保有しています。本プラントでは、SEG®触媒、低温脱硝触媒、電解液溶媒用触媒の量産体制を構築しています。また、高い技術力により、触媒のOEM受託製造や複数の国家プロジェクトへ参画を果たしています。
ハイケムはトウモロコシ由来のポリ乳酸(PLA)繊維のグローバル展開を行っています。PLA繊維はカーボンニュートラルな素材として注目を集めており、ハイケムでは「HIGHLACT®」としてグローバルに展開しています。また、現在開発中のグリーンMEGなどを用いた次世代ポリエステルの開発にも注力しています。
ハイケムでは、中国などの生分解性プラスチックやバイオマスプラスチックのサプライヤーと緊密な関係を構築しており、ポリ乳酸(PLA)を始め、海洋分解性を有するPHA、バイオナイロンなど幅広い種類のバイオプラスチックの安定供給体制を構築しています。
Products
PLAを使ったニット糸です。
PLAを用いたカットソー生地です。PLA100%、綿混、テンセル混など様々な生地のご紹介が可能です。
PLA100%、綿混、テンセル混の糸を10sから60sまで揃えています。
PLA100%の長繊維を50~150デニールのセレクションで揃えています。
PLAを用いた布帛生地です。チノやデニムなどに使われています。
100%バイオマス原料のナイロン樹脂
原料の47%が植物由来、ナイロン66と物性が近い
海洋生分解性を有し、100%植物由来材料、パウダータイプとペレットタイプ両方紹介可能
海洋生分解性を有し、100%植物由来材料、パウダータイプとペレットタイプ両方紹介可能
代表的な生分解性樹脂の1種、中国最大手の豊原社の代理店、日本で在庫して販売