ハイケムで働く人 2023年07月05日

ハイケムで働くZ世代 若手座談会 #2

今回で二回目となる若手座談会。前回に引き続き、ハイケムで働く3名のZ世代の皆さんにお集まりいただき、ハイケムのカルチャーや仕事のやりがいについて語っていただきました。

貿易本部 農業化学品部 農薬課 2019年8月入社
中国の大学で化学工学を専攻する傍ら、日本文化に興味を持ち独学で日本語検定1級を取得。大学四年生の時に進路を検討する際、ハイケムのHPを見つけて興味を持ち応募。面接を経て学部卒業後に入社。

遠藤

貿易本部 機能性ポリマー部 2021年11月入社
台湾の大学に進学し、企業管理を専攻して多角的にビジネスを管理する方法を学ぶ。大学の授業やメーカーでのアルバイトの経験から、就職活動では中国語を活かせる「日本と中華圏の架け橋」になること、環境配慮型の素材に携わることを軸として活動し、ハイケムに入社。

コーポレート部門 経理財務部 経理課 2021年12月入社
中国の大学を卒業後日本に留学し商学研究科修士の学位を取得。卒業後は日本企業で2年間、管理会計業務に従事。ステップアップを考えていたところ、ヘッドハンティングからハイケムを紹介され転職を決意。


——今の仕事内容は?

昨年より農業化学品部に配属され、新米営業マンとしてスタートしました。配属後は先輩方にサポートしていただきながら仕事のコツを学ぶ一年でしたが、今年に入っていくつかの商品を担当することになりました。最初は「これ、うまくいかなかったらどうするの?」と不安に思うこともありましたが、今は慣れてきて、先輩方の指導を仰ぎながら頑張っている最中です。

遠藤

主にPLA(ポリ乳酸)などの環境素材を扱う機能性ポリマー部に所属しています。会社として新しい商材を取り扱っており、部署としてのミッションは新規の顧客開拓です。販売先の開拓が任務となるので、展示会で様々なお客様と知り合ったり、HPのお問い合わせページからコンタクトするなどして、自分なりの顧客リストを更新する日々です。また、専門的な知識が必要な部署でもあるので、先輩方から指導を仰ぎながら日々勉強しているところです。

私はコーポレート部門の経理部に所属しています。担当は子会社2社の経理業務と連結決算です。連結決算はハイケムに入って初めて担当させていただいたのですが、非常にやりがいのある業務です。前職で簿記2級を取得し、ステップアップを希望してハイケムに転職してきたので、連結決算という難しい業務を担当させていただけるのはとても光栄です。また昨年度は業務の正確性が評価され、優秀社員賞をいただいたのもモチベーションアップに繋がりました。

——皆さんが思うハイケムのカルチャーとは?

日中両方のビジネス習慣・文化を取り入れている点ですね。ほとんどの社員が日中両方のビジネスを熟知していますし、そうでない方も周りから丁寧に教えてもらえます。普段、社内では日本語が公用語ですが、積極的に中国語を学ぶ日本人の方も多く、こうした文化の融合が社内の温かい雰囲気を作り出しているのだろうなと思います。1~2月の日本のお正月と旧正月には「あけおめ」と「新年好」の挨拶が飛び交う面白いカルチャーを持つ会社です。

そうですね。あと残業が少ないという点もよいカルチャーだと思います。皆が自分のペースで効率的に仕事を進めることができている印象を持っています。経理業務などの数値管理部門は残業が増えがちですが、ハイケムでは時間内で効率よく仕事を進めようという意識があり、あまり残業をしなくても仕事を円滑に進めることができます。また、仕事を進める上で堅苦しいルールに縛られることもありません。個人の裁量権がある程度認められているのもよい点です。

遠藤

「ハイスピード・ハイテク・ハイケム」というハイケムの標語があるのですが、「ハイスピード」という点については本当にハイケムのカルチャーだなと感じます。私が台湾でアルバイトをしていた際に、日本企業とやり取りすることもあったのですが、承認までに時間がかかることが多かったです。ただそれは日本企業の堅実さなのかなと思っていました。しかし、ハイケムでは「効率性」も重要視されていて、本部長なども必要であれば迅速に承認してくれたり、いい意味でフットワークが軽い会社だと感じています。効率性とスピーディーさがハイケムのカルチャーに取り入れられていると感じています。


——ハイケムで仕事する上でのやりがいを教えてください。

入社当時のハイケムの売上高は500億を超えたところだったと思うのですが、昨年の連結決算では1,000億円を超え、会社として大きな発展を遂げています。またここ数年、自分の業務内容も多様化し、様々な分野の商品と業務を取り扱うことで経験の幅が広がっています。こうして会社の発展と共に、自分も成長していると実感できるのは何よりうれしい点ですね。また昨年から営業職になったのですが、前の部署でやっていた化学技術関連の仕事が今の営業活動にも役立っていて、これまで培ってきた知識や経験の活用ができてとてもやりがいを感じています。

遠藤

私がハイケムで働く上でやりがいを感じるのは、自身が「日中の架け橋」となる役割を果たしていて、日本の方々や中国の方々に役立てる存在でいられる点です。就職活動の時に軸にしていた「日中の架け橋」になるという想いが実現し、自分の働きが社会に貢献している実感を持てることは大きなやりがいです。

私にとってのハイケムでの働く上でのやりがいは、一般の経理業務から連結業務まで幅広い経験を積むことができる点です。下層の業務だけでなく全体を通して経験できることで、自身の成長を実感することもできます。


——最後に皆さんの今後の目標を教えてください。

まずは現在の担当商品の売上基盤を確保しつつ、更に伸ばして行くことです。そして新規商品や分野を開拓していきたいですね。

仕事の専門性をもっと高めていきたいです。現在は上司に質問しながら業務を進める必要がありますが、一人前になり自身のスキルを発揮できるようになりたいと思っています。

遠藤

短期的な目標は、営業のスキルや素材知識の基礎・土台を築くことです。今は先輩方の仕事ぶりを見ながら、自身が不足している部分や学ぶべきところが数えきれないほどたくさんあると感じています。一日も早く基礎を身に着けて、部署の戦力として貢献できる営業マンになりたいです。

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