社員インタビュー

■Profile

中国の国立大学である湖南大学にて分析化学を専攻し、学士及び修士課程を修了。
2012年に大学4年生の時ハイケムでインターンシップを経験。修士課程修了後、新卒としてハイケムに入社。現在に至る。

ハイケムを選んだ理由は?

中国で修士課程を修了し、今後の進路について考えていた時、インターンシップでお世話になったハイケムのことを思い出しました。当時、中国の他の会社からもオファーを頂いていたのですが、インターンシップで経験した家族的な雰囲気が気に入っていたのと自分の専門分野である“化学”のフィールドで自分を成長させることができるという点でハイケムに大きな魅力を感じました。また、「中国以外の広い世界をみてみたい!」と思ったことも大きな動機の一つです。

中国の大学卒とのことですが、
日本語は勉強していた?

実は、インターンシップで来日した時は日本語を全く話せませんでした。また、ハイケムに入社が決まった時も、日本語検定2級を合格していたものの、あくまでテストの知識でしかなく、メールも読めないし、周囲の人が何を話しているのかも全くわからず大変苦労しました。ハイケムで営業をやる上で、これはまずいと思い、入社してから独学で勉強しました。今では日本のお客様とも不自由なくやり取りできるレベルまで達することができたと思っています。

今の仕事内容は?

日本の大手企業が中国で機能化学品のOEM生産(相手先ブランドによる生産)をする際の業務を担当しています。OEM生産とは、日本の委託企業と中国の受託先の間の橋渡しを行う仕事です。

委託先と受託先の間でスムーズな連携が取れるよう、市場調査を行ったり、工場監査選定を行ったり、生産管理体制構築を行ったりします。また単なる情報の伝達役だけでなく、中国メーカーとの間に構築してきた信頼関係、そして日中における化学業界のノウハウを最大限に活用、日中のパイプ役としてお客様のビジネスを成功に導くお手伝いをいたします。

また、最近では事業譲受の案件にもチャレンジしていて、日本のメーカーからニューセラミックスバインダー事業の事業譲渡の案件に関わりました。今後は、日本のオンリーワンのセラミックスバインダーの技術を中国への紹介にも携わります。

これまで一番大変だった仕事は何ですか?
またどのように乗り越えられたのですか?

現在も担当しているOEM生産での経験です。入社した時に実機生産となり担当になりました。販売開始後2年間は順調に販売量を伸ばしていましたが、2016年度に製造サイドに問題が発生し、大きなクレーム問題となりました。そして、その後ほぼ一年間出荷が停止ししたのです。その時は本当に苦しくてたくさん悩みました。でも、この困難をなんとしてでも乗り越えないといけないという強い気持ちで臨み、委託先と受託先間のコミュニケーションを密にするため、翻訳する資料があればハイスピードで対応し、市場の情報をいち早くキャッチするなど解決方法を試行錯誤しました。

そして関係者全員のチームワークで、ようやく問題を解決できて出荷を再開することになったのです。色々ありましたが、この時の経験は大きな財産になっています。そして、この製品は今や、ハイケムの主力製品になっていて、あの時頑張って本当によかったと思います。

ハイケムで働いていていいなと思うことを3つ挙げてください

  • 1.若くてもチャレンジできる!

    チャレンジしたい仕事やアイディアについて上司に相談しやすい風土です。アイディアを提案すればあれば上司はサポートしてくれますし、若さからくる経験や知識不足についてはフォローしてくれます。

  • 2.家族的な雰囲気で女性も活躍できる職場

    イベントや社員旅行などもあり家族的な雰囲気なのが特徴です。
    また、女性でも結果を出せば仕事を任せてもらえます。

  • 3.会社のビジョンに共感できる!

    私は日本で働いている中国人ですので、やはり「日中の架け橋」として社会に貢献していくという会社の姿勢には大きく共感できます。
    また、ハイケムが単なる商材の輸出入に留まらず、持続可能な社会の実現に向けて具体的なビジョンを描いていることも大きく共感できる点です。ハイケムで働くことで、地球や環境のために貢献できるというのは大きなモチベーションになります。

将来のビジョンを教えてください!

これまでは、ベースのある仕事を担当し、先輩方から仕事を教えていただき業務を遂行してきました。今後は自分でゼロから切り開いていくような仕事にチャレンジしたいです。

そして、会社のビジョンにもあるように、自分だけでなく、地球や社会に対しても意味のある仕事をしていきたいと思います。そして、尊敬する上司のように、周りの人たちに信頼してもらえるような営業マンになりたいと思っています。