My
"We are the BRIDGE"

インタビュー

ハイケムを支えるメンバーをご紹介します

  • HC本社
    医薬品・ヘルスケア部
    王 碩治
  • HC青島
    王 紹傑
  • HC北京
    葛 佳麗
  • HC南通研究所
    張 含新
王 碩治

PROFILE

HC本社
医薬品・ヘルスケア部
王 碩治

入社前は、JT関連の食品会社で1年間品質管理の仕事に従事。その後、筑波大学で環境微生物学の博士号を取得。ハイケム入社後は医薬品の営業担当として、それまでの食品品質管理の経験と生物学の分野での研究経験をベースに入社以来10年間、主に医薬品の新薬の原料の輸出入とCDMO業務を担当。

「医薬メーカーの高い品質管理体制」

「メーカー」
をつなぐ架け橋

どんな架け橋?
長年日本の大手製薬会社とお付き合いさせていただくなかで、最も感銘を受けているのはその苛酷といってもいいほどの徹底的な品質保証への姿勢です。安全性を証明しながら安定的かつ高品質な製造を確保するためには数々の関門を突破しなければなりません。そのためには我々グループ内の関連部署が効率的に連携して、顧客と工場の双方で品質管理のコンセプトを共通化し、緊密な関係性を構築することが不可欠です。具体的には顧客、さらには日本当局からの品質管理等への要求を生産サイドの工場へいち早く伝えると同時に、生産工程で工場が直面する実際の問題や起こり得るリスクを顧客側へ率直にフィードバックすること、等ですかね。最大限の情報共有による相互理解やリスク回避によって、顧客と工場がWin-Winの関係を構築するための「架け橋」でありたいです。
Bridgeとして
どんなことを
意識している?
チーム全体の協力・サポートがあっての自分であり、自分自身の能力を過信しすぎず、役割を弁えるよう心掛けています。同時にこれまでの業務上の経験とノウハウに自信を持ちつつ、すべてに真摯に丁寧に取り組むことで周囲からの理解と信頼を得られると確信しています
王 紹傑

PROFILE

HC青島
王 紹傑

2012年に化学品貿易業界に入り、化学製品の輸出入業務に従事。ゼロからのスタートで6年間かけて化学製品の輸出入業務について総合的に理解を深めつつ、一定の経験を積む。2018年にハイケムに入社し、より幅広いプラットフォームで、輸出入業務だけでなく、国内業務についても知識を深め、より仕事の幅が広げる。

「相違」

「受容」
をつなぐ架け橋

どんな架け橋?
輸出入ビジネスの場合、文化・習慣の違いから言葉や表現、ビジネス要件など常に多少の違いが存在します。私の仕事はこれらの相違を事前に発見し、双方にとって受け入れられるところまで調整することで事業の推進をサポートすることです。また、国内業務の場合、商品の梱包・ラベル、破損、価格設定など、常に想定外の紆余曲折があります。それをいかに解消し届けるかが、商社の営業担当としての価値であり、ビジネスを円滑に進め、会社の発展に寄与することだと考えています。
Bridgeとして
どんなことを
意識している?
商社は上流と下流のちょうど真ん中に位置する橋のような存在です。安心して通行してもらえる橋として機能するためには、これを支えるたくさんのロープが必要です。私自身はまだ細い糸に過ぎませんが、業務に関するより多くの知識と経験を蓄積し、独立した信頼に足るロープを目指しています。強いロープとして仲間と一致団結することで、橋への振動やねじれを減らし、安定性と安全性を高めることができる存在になりたいです。
葛 佳麗

PROFILE

HC北京
葛 佳麗

6年間、中国化工情報センター(CNCIC)で主に国や各部各委員会の石油化学産業への早期警報やコンサルティング業務に従事。2013年6月に北京支店に入社し、今年で勤続10年目。入社当初は営業関連情報の収集と整理を担当し、新規顧客の開拓から、北京事業の広報や販売業務のサポートを経て、現在は主に技術販売業務に従事。

「ライセンシー」

「ハイケム」
をつなぐ架け橋

どんな架け橋?
この10年、ライセンシー(実施権者)とハイケムとの間での情報の媒介役として「架け橋」を担ってきました。入社当初は交流会やプラットフォームを通じて業界や顧客の情報収集しつつ、その一方では当社の宣伝を展開することで、顧客の発掘から初期接触への橋渡しを行いました。その後、顧客数が一定の規模に達した時点で、ウェブサイトやWeChat公式アカウント、動画アカウントの開設など、宣伝機能だけでなく既存顧客へのサービス提供にも活かせるツールを構築しました。営業職に就いてからは顧客と直接接することで、当社の既存技術を必要とする顧客だけでなく、顧客が必要とする技術を見つけ出したり技術開発を支援したりという、双方向の架け橋である必要性があるのだと感じるようになりました。これは挑戦的で非常にやりがいのある役目だと思います。
Bridgeとして
どんなことを
意識している?
「架け橋」という言葉は、私たちの仕事を表現するのにぴったりの言葉だと思います。特に、「架け橋」の役割を発揮できたときには、大きな達成感を感じます。これからもお客様との絆を深め、より多くの市場や機会を見出し、四方八方に通ずる 「しっかりとした架け橋」となれるよう精一杯努力したいです。
張 含新

PROFILE

HC南通研究所
張 含新

江蘇省南通市出身。2012年から2019年まで、南京、蘇州で主に化学と化学工業の分野に携わる。大学院卒業後、上海復楡で半年以上触媒の研究開発に従事。その後、張家港復楡に異動し、生産工程計画を担当。また、触媒、特にモレキュラーシーブの生産と工程について多くの経験を積む。2021年にハイケムに入社し、現在は主にモレキュラーシーブ触媒の研究開発関連を担当。

「高機能触媒への願い」

「実現」
をつなぐ架け橋

どんな架け橋?
触媒の「高機能化と長寿命化」は、私たちの目標であり、触媒の研究開発に携わるすべての研究者が追い求め続ける大きな目標です。入社と同時に参加したエタノール脱水のためのモレキュラーシーブの開発案件でも、当初は多種多様な実験原料と厳しい条件を相手に、全く見当もつかない状態でした。そこから段階的に、徹底的に分析することで原材料が触媒の性能に与える影響について解明してきました。その後も比較実験を何度も重ね、すべての原料に対して一つひとつ考察し、最良な実験材料と合成条件を発見し、その後のOEM(受託製造)工程のため、確かな基盤を据えることで高機能な触媒の製造を実現することができました。
Bridgeとして
どんなことを
意識している?
枠にとらわれず広い視野を持ち、観察し、よく考え、時には同僚と意見を出し合い、思い切って実行すること。そして立ち止まって振り返り、違う角度から再考することでこれまでとは違うものを見つけること。基本を大事に繰り返しながら、困難があふれる研究開発という道の先に、明るく輝く未来を見つけたいです。