ニュースリリース

2024年02月15日 プレスリリース素材事業

「HIGHLACT®」ミラノの国際的な糸とテキスタイルの見本市“Filo”に出展!
新商品「PLA100%のフリース・チノ生地」を展示

ハイケム株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:高潮(たか うしお)、以下ハイケム)は、自社で開発するトウモロコシ由来のPLA(ポリ乳酸)繊維「HIGHLACT®(ハイラクト®)」を、イタリア・ミラノの国際的な糸とテキスタイルの見本市「The 61st edition of Filo(以下、フィロ)」に出展します。フィロでは、新たに開発したPLA100%のフリース及びチノ生地も展示します。

ハイケムでは、ヨーロッパで新しいサステナブル素材としての注目が集まる、PLA繊維「HIGHLACT®(ハイラクト®)」について、今回で二度目となるフィロへの出展を皮切りに、7月にはミラノで開催される世界最高峰のテキスタイルの展示会「Milano Unica(ミラノ ウニカ)」にも出展予定です。これらの積極的なPRを通じて「HIGHLACT®(ハイラクト®)」のヨーロッパにおけるプレゼンス向上を目指します。

出展の概要

The 61st edition of Filo
会期:2024年2月28日(水)~2月29日(木)
会場:Allianz Mico: Milano Convention Centre
   Gate16・Via Gattamelata5, Milan・Italy
当社ブース:D11
公式サイトURL:https://filo.it/en/

出展内容

今般の出展では、HIGHLACT®(ハイラクト®)が得意とするフォーマルブラックの展示に加え、ハイケムが新たに開発に成功したPLA100%のフリース及びチノ生地を展示します。また、最新のPLA100%のフィラメント糸、スパン糸などのコレクションを展示すると共に、PLAのニット糸のコレクションも展示予定です(PLA糸と和紙の混紡糸などのファンシーヤーン含む)。

PLA100%フリース
PLA100%のフリースはボアフリース、マイクロフリース、ポーラーフリースを開発。石油由来の製品を一切使用しない、100%バイオマス由来の材料で完成したフリースは世界でも類をみない画期的な製品となります。

PLA100%チノ
コットンの代替としてPLA100%の生地を使用することで、コットンを使用する上で課題となっていた水の使用量を大きく削減することが可能になります。

PLA100%ニット糸
今回の展示会では、HIGHLACT®(ハイラクト®)のニット糸のジェネラルブックをリリース。PLA100%のスパン糸やフィラメント糸を始めとする、HIGHLACT®(ハイラクト®)のニット糸のコレクションを紹介します。

HIGHLACT®(ハイラクト®)とは
HIGHLACT®(ハイラクト®)は、トウモロコシ由来のポリ乳酸(PLA)繊維です。ハイケムでは、化学分野における幅広い知識をベースに、日本の伝統的なテキスタイルメーカーにおける高い技術力を集結させ、これまでは難しかったポリ乳酸(PLA)の繊維化に成功しました。ポリ乳酸(PLA)繊維の開発にあたっては、スパン糸やフィラメント糸、ニット糸を始め、PLA100%フィラメント糸の濃色の染色の成功など、数々のブレイクスルーを達成しています。これらの技術力は、国内外におけるアパレルブランドからも高い評価を受けており、コレクションブランドなどに幅広く採用されています。また、世界最高水準の繊維・皮革の国際規格 OEKO-TEX® STANDARD 100 認証も取得しています。

ハイケム株式会社について
ハイケムはサステナブルな素材開発などの革新的な技術力を有する日本の化学メーカーです。CO2を活用し化学品を製造するCCU技術の開発を始め、バイオ化学技術、次世代のバッテリー技術の開発などにも注力しています。また、繊維産業に革新的な未来を提供するPLA繊維においては、糸や生地の開発に留まらず上流の素材開発から着手するなど、技術力をテコにした事業展開を図っています。

【このリリースに関する報道機関からのお問合せ】
ハイケム株式会社 広報室 担当:黒岩(090-6539-4213)・陳
TEL:03-5251-8580  E-mail:koho@highchem.co.jp